起業のいろは

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経済

収益率および割引率という考え方|現在の価値、将来の価値

目の前にある1万円は1年後も1万円ではない 例えばの話ですが、いま目の前に1万円があったとします。 この1万円は、1年後もまったく同じ価値でしょうか? 1万円札の姿形はそのままなので、何も変わらないように感じるかもしれませんが、実は、その価値は刻々…

【書評】『IT全史』 中野明 著

通信の歴史 人間は昔から、情報を伝えるという作業をしてきました。 古くはのろし、という方法もありました(案外伝達速度が早く、ネット記事で情報を集めたところ、時速159kmくらいの伝達速度があったようです) のろしの場合、煙が上がったことを見て、それ…

経済環境は変化する その3

新型コロナウイルス流行前と流行後 これを書いているのは2020年12月31日です。 2020年は、新型コロナウイルスの大流行によって大きな影響を受けた年となりました。 ちょうど1年前、私が住む地域はまだ感染者も出ておらず、遠くの出来事のようにも感じていま…

経済環境は変化する その2

いま売れているものが永遠に売れ続けるわけではない さて、このように変動がたくさんあるのに、それでも同じものがずっと売れ続けるなんていうことがあるでしょうか? おそらく、それは難しいかと思います。 人間の基本的な欲求を満たすためのものを扱う産業…

経済環境は変化する

経済環境は変化する 経済は絶えず動いています。 ちょうど、そこにずっとあるように見えるものでも、実際には絶えずダイナミックに躍動しつつその状態が保たれているのと同じように、経済もまた絶えず躍動しているものです。 経済の場合、少し違う印象がある…

国の借金|金利と借金について その7

国家財政が破綻する可能性 日本政府は破綻するのか? 日本は財政破綻するのではないか?という立場の人がいますが、一方で、財政破綻することはない、という人もいます。 現状では、日本政府が抱えている負債は国民1人あたり800万円を越えており、全体では10…

国の借金|金利と借金について その6

(はじめにお断りしておきますが、私は経済の専門家ではありません。一般的な見方とだいぶ異なることを述べている可能性があります。ですので、この記事の内容をすべて受け入れる必要はありません。1つの参考としてお楽しみいただけると幸いです) 国という組…

市場開拓|フロンティア探し

市場開拓 開拓という言葉は、土地を何か作物が栽培できる状態に整えたり、そこで人が住めるように社会基盤を作ったりすることを指します。 市場開拓という言葉の場合、ものを売る相手を獲得していくような意味合いで使われたりします。 市場を開拓しようとす…

大航海時代の話|背景と教訓

大航海時代とは? 大航海時代は、歴史の教科書に必ず登場する出来事です。 この大航海時代の影響は、人類がそれまでわかっていなかった未知の領域を新たに発見していった過程でもあり、交易を通じて様々なものが遠く離れた地域に互いにもたらされたことにも…

三方よし|その背景と普遍性(共生するということ)

三方よしとは? 「三方よし」という言葉は、経営哲学として語られる有名なものです。 「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」という3つの言葉で表されます。 これはつまり、ものを売っている商人(売り手)にも、商品を買った人(買い手)にも、社会(世…

商売の格言・ことわざ・教訓 その2

投資家編 邱永漢(作家、実業家) 途中でつまづいたりするのを、階段のせいにしないでください お金を貯めようと思うなら、天職を見つける方が先です やっていてすぐ時間がたつような、人生を短く感じられるような仕事を選ぶことです ウォーレン・バフェット…

生産形態の変遷から労働を考える その2

近代以前の状態 近代とはいつからか、というのは明確に区切りをつけることはできないかもしれませんが、近代国家の特徴は、官僚機構と常備軍を保持していること、と言われます。 産業が近代化したのはいつか、ということならば、おそらく18世紀半ばから起こ…

生産形態の変遷から労働を考える

工場とは? いまさらながら、工場について考えてみます。 工場とは、機械などを使ってものを製造したり加工したりする建物・施設を指します。 労働の形 工場の手前の段階は、マニュファクチュア(工場制手工業)と呼ばれる段階がありました。 マニファクチュ…

中心と周辺|組織と効率性

中心と周辺という考え方 中心という言葉をイメージするとき、それは真ん中であることがまず頭に浮かんできます。 真ん中があるということは、そこから離れた場所にあるものは周辺になります。 偏りがなく全てが同じならば、中心も周辺もない、と思うのですが…

公務員試験対策参考書から経済を学ぶ

経済理論の大筋を学ぶには? 結論から言うと、経済学理論の大筋を学ぶには、ズバリ、公務員試験向けに作られた参考書がとてもよくまとまっていて参考になります。 私は今から20年くらい前、学生だった頃、公務員試験の勉強をしたことがありました。 そのとき…

価値の減少の問題|長く続く価値とはどういうものか?

価値と時間 時間が経つと、その価値が減っていってしまうもの、というのがあります。 そもそも、物質は永遠にその姿形を維持しているということはありません。 それと同じように、人間が生み出した生産物もまた、いずれ形を失っていくことになります。 です…

市場と価値の話

市場とは何か 市場とは、モノの取引が行われる場を指します。 英語のマーケットの意味を調べてみると、 market a time when people buy and sell goods, food etc, or the place, usually outside or in a large building, where this happens (「ロングマ…

食糧生産量と経済

歴史的な流れ 人間の生活を成り立たせる要素として、衣食住があります。 この中でも、とりわけ食は、1番重要な要素ではないか?と思います。 人間は、サバイバル状態に置かれた時でも水分だけ摂取できれば10日ほどは生きていけるようですが、やはり物を食べ…

農耕社会の特徴とお金の関係

文明の発達段階 古代文明が生まれた背景としては、地球環境の変化が起こったことがある、とされます。 人類がその生活圏を広げていく中で、ちょうど地球の寒冷化していた時代が安定に向い、農耕を行うのに適した状態になった、ということがあります。 マンモ…

不確実性と安定|未来は見通せない

今と将来の価値は一定ではない いま持っている1万円があったとして、その1万円の価値は、現在と将来では同じという保証はありません。 将来では、その価値が変動している可能性があり、上昇しているか下落しているかはその時になってみないとわかりません。 …

世界で過去に起きたインフレ

世界的なインフレの歴史の一例 16世紀 価格革命 18世紀末 フランス革命ごろのインフレ 第一次大戦後のドイツ 第一次世界大戦中の金本位制から離脱による貨幣発行料の著しい増加、経済的な不振、戦後の(ドイツの支払い能力を超える)莫大な賠償金 1917年のソ…

日本で過去に起きたインフレ

日本で起きたインフレ 日本では、かつて何度か大きなインフレが起きています。 それについて、江戸時代以降から振り返ってみたいと思います。 (それ以前のことについては、貨幣経済が発達していなかったかもしれないので、影響は不明です) 江戸時代 元禄時…

ハイパーインフレについて

ハイパーインフレ インフレは常に起こっている現象です。 ところが、まれにハイパーインフレーションと呼ばれる現象が起きる場合があります。 ハイパーインフレーションの定義は1つではありません。 「インフレーション率が毎月50パーセントを超えること」と…

インフレとお金の価値|価値は変動する

インフレとは何か インフレとは、物やサービスの価格が上昇することをいい、以下の5つの変化によって生じる、とされます。 需給バランスの変化 税制の変化 原材料価格の変化 通貨安 通貨発行量の変化 1は市場取引の問題、2は国家による政策の問題、3は資源の…